たからべ森の学校の取り組みが南日本新聞で紹介されました
「林業人材育てます」南日本新聞で紹介されました
曽於市本年度から独自講習
曽於市は森林環境贈与税を活用し、2020年度から林業人材の就業支援講習に取り組む。業務は財部にある職業訓練施設「たからべ森の学校」に委託。市内外から10人程度を募集し、チェーンソーや刈り払い機の使い方、林業用小型車両の操作などを教える。
たからべ森の学校工具や車両の操作伝授
県は02年度から新規就業者を対象にした「鹿児島きこり塾」を開いているが、市町村が独自に講習会を開く例はほとんどない。
市農林振興課は「修了後は市森林組合などへの就業あっせんもしたい」としている。同課によると、市内では13年ごろから皆伐期を迎えた森林伐採が急増。19年度伐採面積(2月末現在)は394ヘクタールに上り、12年度比で2,5倍に膨らんだ。跡地に苗を植えて再生させる再造林も思うように進んでおらず、人手不足が課題となっている。